「あたかも従前からそこにあったような、そして人々が利用し易い河原を新たに創出すること」、これが渡利地区のデザインコンセプトである。

デザインの前提条件は、「中小洪水対応の河川断面を確保するため、水際の地盤高を下げること」「人々が利用できる空間を創出すること」「水際の自然性の回復、復元を図ること」である。これらを踏まえ、自然的な河川の空間構成をモデルに、水際から堤防に至る河川空間を緩やかな起伏を持つ空間として再構成し、人々が日常的に利用できる水辺空間としてデザインした。




阿武隈川
渡利地区